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cafeandbeans

 

 

日本におけるスペシャルティコーヒーの本当のところはどうなっているのか。

実は、味については明確な定義はされていないのが本当のところです。

以前の記事はこちらです。

 

 

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SCAJにおけるスペシャルティコーヒーの定義の補則

一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会

(以下、SCAJと省略します。 SCAAはアメリカのスペシャルティコーヒー協会のことです。)

の中にスペシャルティコーヒーどんなコーヒーかについて記述があります。補則として

以下のような説明があります。

  1. スペシャルティコーヒーと一般のコーヒーは、SCAJのカップ評価基準に基づき、コーヒーの液体の風味(カップ・クオリティ)により判別・区分する。カップ評価基準はスペシャルティコーヒーの発展・変化に伴い随時修正する。
  2. 生豆についてのSCAJ独自の厳密な評価基準も必要と考えるが、現時点では各生産国の規格に合致していることを条件とし、欠点豆についてはSCAAの基準を参考とする。今後の検討課題とし、必要に応じ適宜修正をする。
  3. 日本人がおいしいと感じるコーヒーの風味特性を研究課題とする。

 

coffeepyramid

 

味については誰がどのように定義するかは決められていないのが実情です。

これとは違い、

SCAAによるSpecailty Coffeeの定義

 

Specialty Coffee Association of America

Qグレーダーと呼ばれる(Qグレーダーの説明は以下)

正式には Licensed Q Grader といいます。SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとCQI(場合によってはCQIとSCAAの両方)が認定した技能者のことです。資格は終身ではなく、3年ごとに更新試験があります。

Qグレーダーが100点満点中の80点以上と評価したコーヒーだけがスペシャルティコーヒーと定義づけされています。

Total Score Quality Classification
90-100 Outstanding Specialty
85-89.99 Excellent
80-84.99 Very Good
<80.0 Below Specialty Quality Not Specialty

 

参考http://www.scaa.org/?page=resources&d=cupping-protocols

 

コーヒー豆を購入する際は注意が必要

以上のように日本において、スペシャルティコーヒーの定義は実は曖昧です。別に偽って販売したとしても罰則があるワケでもありません。

コーヒー豆を販売しているコーヒー豆屋、自家焙煎店はコーヒーが焙煎される前の生豆をどこから仕入れているかというと、日本の商社やコーヒー農園からの直輸入です。

コーヒーの輸入はすごく大変なので日本の商社からの仕入れがほとんどだと思います。

 

日本でも生豆の販売会社によってはQグレーダーを擁し、SCAA評価の80点以上の評価をしたもの

をプレミアムとして他のコーヒー豆とはきちんとわけて販売しているところもあります。

 

SCAJのスペシャルティコーヒーの定義の中に

具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。

とありますので、焙煎前にハンドピックをして欠点豆を取り除いていることを売りにしている

コーヒー豆販売店は定義上スペシャルティコーヒーではありません。生豆の商社から購入した袋を開けた際に欠点豆などほとんど見つからないのが当たりまえなはずです。

クズ豆を取り除いたからといって味のマイナスが無くなるだけでプラスにはなりません。

 

適切な場所から仕入れ、適切な焙煎をし、適切な抽出をすれば最高に美味しいコーヒーが飲める

環境に日本はあります。お店で飲むなら1杯1000円以下で飲めますね。

自宅で美味しく淹れることができれば、100円以下でしょうか。

仕入れ→焙煎→抽出のどこかが欠ければ味は落ちます。美味しくなくなります。

近所の美味しいコーヒー屋さんに通って育てましょう!

仕入れ、焙煎、抽出を適切に行っているお店をさがしてください。

簡単です。飲めばわかります(笑)

生豆の質が良くないとコーヒーは美味しくなりません。焙煎でブラジルの豆がグアテマラには

なりません。抽出に関しても、そもそも生豆がもっている質をどうやって楽しむかだけです。

コーヒーの美味しさは生豆(70%)焙煎(20%)抽出(10%)です。

言う人によっては若干の割合の違いがあれど大体この割合で美味しさが決まります。

いくら珈琲焙煎士が職人の焙煎をしようが、生豆の良くないと美味しくはなりません。

 

焙煎士なんて名称、ちゃんとした士業の方に申し訳ないと思わないのでしょうか?

自らの舌を信じて

有名店だから、なんとかチャンピオンシップで何位だとか関係ありません。お米の味の違いや水の味の違いがわかるほど、日本人の舌は繊細です。そんな日本でコーヒーが不味いなんて腹が立ちます(笑)

ぜひ、頭で飲まずに、自分の舌を信じて飲んでください。そして美味しいコーヒー屋さんをつぶさずに育てることが日本のコーヒーのレベルを上げるに繋がると思います。

美味しかったら是非クチコミをしてみんなに知らせましょう。

 

日本でより美味しいコーヒーを飲めるようになるために

コーヒー一人当たりの消費量の割にまだまだ日本には美味しいコーヒーを飲める環境が整っていないと思いますので、少しでも手軽に美味しいコーヒーが飲める環境を作っていければと考えています。(実際、日本の商社が買う豆はヨーロッパやアメリカの商社が買わないレベルの豆。日本はコーヒーの味がわからない国という認識です)